自己留意し続ける

このブログでずっと言い続けていることの中心となるものは、「常に意識的であること」といういたってシンプルなことなのですね。

グルジェフの言葉で言えば「自己想起」であり、osho の表現を使えば「自己留意」ということになるだけで、とにかく気づいているということ。

そのことがあまりにも単純で、それに一体どんなご利益があるのかが分からないのが普通なのです。だから興味をそそられる内容にはならないということは、私自身よく分かっています。

もっと具体的なことを書いて欲しいと思ったとしても、不思議ではないのです。具体的という意味は、問題となることへの直接的な解決策をイメージさせますね。

けれども実は、どんな問題であれその真の問題とは私たちが意識的でないことこそが、本当の原因なのです。そこにしっかり目を向けることです。

たとえば、すぐに怒ってしまう人がいるとして、怒った後ですぐにそれを後悔してもう二度と怒らないと決意しても、またすぐに怒ってしまうのです。

そういったことを自制心だけで解決しようとしても、決して成功することはないのです。そんな人に是非気づいてもらいたいのです。

もしもしっかりとその瞬間の自分に気づいていられるなら、つまり充分に意識的であることができるなら、決して激怒することなどできないということを…。

私たちが抱えているあらゆる問題とは、全部意識的ではない状態が引き起こすのだと分かればいいのです。だから一つひとつの問題自体に目を向ける必要はないのです。

あくまでも意識的であること、自己想起していること、自己留意し続けること、歩いているなら歩いていることに気づいていること。

ただそれだけを実践することが最も大切なことなのです。