「仕様がない」とか「仕方がない」と言う言葉がありますが、手の施しようがないとか他に打つ手がないと言ったくらいの意味ですね。
だってしょうがないじゃないかぁ、ほかにいい方法でもあったら教えてほしいくらいだ、ということです。
万策尽き果てて、もうどうしようもないというのなら分かるのですが、「しょうがない」を安易に繰り返してしまう人もいるのです。
その理由は、「しょうがない」によって怒りを隠すことができるからなのです。この生き方は、大抵が幼い頃に親との人間関係によって作られたものです。
子供は親に比べれば非常に非力です。どう頑張ったって、親に服従するしかないことも多々あるのです。
そういうことが繰り返されてしまうと、子供は防衛の手段として「しょうがない」を利用して内面を怒りの嵐から救おうとするのです。
そうなれば当然のこと、怒りのエネルギーや言いたいエネルギーが蓄積してしまい、それを原動力としたあらゆる問題行動が噴出することになるのです。
このマインドのメカニズムに気づいている必要があります。そして、「しょうがない」を人生から排除することを実践することですね。