あなたはどうにかこうにか戦える態勢もととのえなければならない。未来のことばかり考えているのはそのためだ。
未来が希望を与えてくれる。過去は滋養を与えてくれる。そして、そのふたつの真ん中に永遠がある。
あなたが取り逃がしているまさに生そのものが。過去と未来のはざまで、あなたは死んでいる。
by osho
↑上の表現で、過去と未来の真ん中に永遠があると書いてあるのは、いわゆる方便というやつですね。
そもそも過去から未来に向かって時間が流れていると思い込んでいるのは、単なる思考に過ぎないからです。
時間の流れの中に今があるというのは思考からくるものであり、今というのは時間とは全く関連のない永遠のことなのです。
ただドキッとさせられるのは、「過去と未来のはざまで、あなたは死んでいる」という部分。
過去から滋養をもらい、未来から希望を与えられて、なんとか生きているつもりになっているけれど、そんなのは死んでいるも同然と言っているのです。
じゃあ実際どうしたらいいのでしょうか?それは戦うのをやめるということです。戦いや防衛をやめたら、思考は止まるのです。
そうすれば、過去も未来も消えていくのです。時間という物語の中にいる限りは、戦って自分を守らざるを得ないのです。
取り逃し続けている生とは、時間の中にはないということを深く理解することが必要ですね。