この社会のオキテのようなものですが、もうすでに優位に立っている人に対してより有利に働くようにできているのです。
その逆も然りで、うまく行ってない人に対しては、頑張ってもなかなか成功できないように機能してしまうのです。
好循環が好循環を生み、悪循環が悪循環を生み出すということです。じゃあ社会って不公平じゃないかと息巻いたところで、こうした傾向は無くならないのです。
同じようにして、マインドが思考に乗っ取られている人には、更なる思考が外側から押し寄せてくるのです。
そのため、いつもいつもマインドがざわついてしまい、リラックスすることがとても難しくなってしまうのです。
一方で、日頃からマインドを見つめ、それによって思考がその活動を静かにしていると、気持ちをヤキモキさせるような思考がやって来づらくなるのです。
そうなると、さらに思考が小さくなって意識的であることを思考に邪魔されにくくなっていくのです。
悪循環が好循環に変わっていくためには、たった一つの方法しかありません。それは熱心に自分を見守るということです。
思考が妨害にやってきてもめげずに続けることですね。ただしそれで社会的な成功もやってくるということではありません。
それよりももっと本質的なもの、真実が近づいてきてくれるはずですね。