人は誰であれ大なり小なりそれぞれの不満を抱えているものですね。不満が多い人ほど、文句をいうチャンスが多いのも事実です。
極端な例としては、目の前の現実を見ずに頭の中の妄想の中で白日夢のようなものを見て、ずっとぶつぶつ小声で文句を言っているような人がいますね。
そういう人を見れば、文句ばかり言っていれば決して満たされる人生などやってくるはずがないと分かるのです。
けれども、いざ自分自身のこととなると、やはり何らかの不満に対して文句を言いたくなってしまうわけです。
これは一体どうしたことでしょうか?幸せになれないと分かっているのに、決して文句を辞めようとしないのですから。
シンプルに言えば、満ち足りて幸せになりたい自分と、ずっと不満のままでいようとする自分がいるということ。
この相反する真逆の2人が、同時にマインドの中に存在しているということです。それが一般的な私たちのマインドの姿なのです。
こんな自己矛盾を抱えながら人生を生きているのですから、頭を抱えてしまうことがあっても当然かもしれません。
こうした事実をしっかり認識していれば、それほど思い悩むこともなくなっていくはずです。自我に矛盾は付き物ということですね。
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