全ては淡々と通り過ぎて行くだけ

今日も osho は端的に、そして明確に表現してくれています。

『達成における幸せとは、
強化され拡大した、その「私」の幸せだ。
だがこの「私」は、決して完全には満たされない。
それはまさにその本性からして、飽くことを知らない。
だから、幸せとはそこにあるように見えるにすぎず、
現実には決して手に入らない。』

この「私」というのはご存知「自我」のことですね。どういうわけか、私自身若い頃から達成感が少なかったために、こうしたことに気づきやすかったのかなと。

自我は達成することが大好きなのですが、かと言ってそれで満足することなど到底できないのですから、可哀想なものですね。

どれほど努力したところで、ご褒美の飴玉を一つ貰っただけで、すぐさま次の問題へと向かっていくことになるのですから。

幸福感、満足というのは残念ながら頭の中にだけある妄想だったということです。現実にはそんなものは存在した試しはないのです。

これを書いていて、今またとても深くこのことに気づくことができた感じがします。物事を達成しても達成しなくても、何も変わらないのです。

自分自身が何をどうしたのかというよりも、やはり万事塞翁が馬なんですよね。今日もまた一つ、それを実感するような出来事がやってきたので。

瞬間瞬間、やってくる物事から逃げずにさりとて戦うこともなく、淡々とともにいるだけで全ては通り過ぎていくのですね。

ーーーーーーーーーーーーー

こちらの動画もぜひご視聴ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です