命を懸けて「ノー」と言おう!

先日、「今を生きる」という映画を見ました。今はもう亡くなったロビン・ウィリアムスが破天荒な先生役で、生徒が若き頃の有名な俳優たちが沢山出演しているのです。

イーサン・ホークの10代の頃など、見どころは満載でしたね。内容的には、全寮制の厳しい名門進学校の生徒たちに対して、その先生が「自分で考え自分らしく生きることの大切さ」を訴える映画なのです。

ややネタバレしてしまいますが、最初は呆気に取られていた生徒たちも、次第に自分は本当は何をしたいのかなどに目覚めていくのです。

そして中心的な1人の生徒が、演劇をやりたいことに目覚めていくのですが、父親にそれを厳しく咎められてしまうのです。

けれども、彼は頑張って主役の座を勝ち取り、それを立派に演じ切ったのですが、その喜びの頂点の時に、それが父親にバレて寮から家に連れ戻されてしまうのです。

そして、遠方にあるもっと厳しい学校へと編入させられようとするのです。父親が「何か言いたいことがあるなら言ってみろ!」というのです。

ところが、10数年飼い慣らされてきてしまった彼には何も言うことができずに、全てを飲み込んでしまうのです。

そしてその晩、彼はピストルで自殺をしてしまうという悲しいストーリーなのです。自分の命を犠牲にしてまで、「ノー」を言わないというのが何とも悔しい限りです。

このブログを読んで、何となく身に覚えがあるという人は、親と子供の双方の人生を台無しにする前に、セッションをしっかり受けて欲しいと思いますね。

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