昨日のブログでは、直接体験だけを頼りに生活している、アマゾンの少数民族ピダハンにまつわることを書きました。
なぜ彼らが世界一幸せな民族と言われているかというと、きっと驚くほどシンプルな生き方をしているからなのだろうなと。
彼らにとっては過去も未来もないし、見えている世界だけが彼らの住む世界なのですね。だから、ストレスとか気を揉むといったことがほぼないのですね。
彼らが特別な世界に暮らしているわけではなく、私たちと全く同じ世界にいるのですが、その違いは歴然としています。
私たちは、これまでの過去の体験を全部背負って生きているし、未来という不安要素も捨て去ることができずにいるのです。
そしてもっともっとという生き方から離れることができなくなってしまったのですね。人生は単純だねと感じている人は少ないのではないかと。
「複雑な人生=苦悩」というわけではないと思うのですが、少しでもピダハンたちを見習うことで、もっと穏やかで楽しい人生に持っていけたらなと思うのです。
そしてもっと究極的なレベルまで現実を単純化したのが、非二元ということになるのですが、それに気づいているだけではピダハンのようには到底なれませんね。