久しぶりにワンネスの話

私たちの身体の司令塔は何といっても脳ですね。脳がさまざまな情報を取得するとともに、それをコントロールしようとするわけです。

脳が取得する情報は、外界のものと身体の内部のものとがあります。どちらにしても、脳は直接知ることはできません。

つまり、間接的にしか知ることはできないのです。外界を知るためには、身体の感覚器官を用いてデータを取得するのです。

また、身体の内側については内臓や筋肉、神経などを経由して情報を得るわけです。このように、脳が知る方法は全て間接的であるわけです。

脳がそれ自体を知る方法はありません。このことは、意外なことでも何でもなく、何であれ何かを知るということは、全て間接的であるということなのです。

私たち人間にしても、自分のことは他人を通して知るわけです。自我の生い立ちを見てもそれが言えます。

自我は、他人が自分をどのように見ているかによって、自分というものを作り込むのですから。

スピリチュアルで言われるワンネスも全く同じ。一つしかなければ、それはそれ自体を知ることができないの、それを便宜上分離させてそれを知ろうとするのです。

その一つひとつの細切れが私たち一人ひとりであるという発想ですね。珍しく、ワンネスの話を書いてみました。ちょっと懐かしい感じがしますね。

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