ソフトウエアは顕微鏡でも見つからない

これまでの科学というのは、客観性を土台として発展してきました。主観というのは曖昧なものだからですね。

ある理論を仮定して、あらゆる実験を繰り返して客観的なデータを得ることで、その理論が証明されたとするわけです。

誰かが、この理論が絶対に正しいといくら主張しても、それは主観的な範疇のものだから客観的な裏付けがないので認められないのです。

そうやって一つひとつ進歩を遂げてきたのですね。けれども、その方法だけではこの先行き詰まることになりそうです。

特に人間の脳を科学的に解析していくためには、客観的なデータの蓄積だけでは最も大切な意識とか無意識の研究はできないのだろうなと。

というのも、現在やっている方法は脳を直接物理的に解析する手法だけなので、これはコンピュータのハードウエア回路を解析することと同じ。

それだけでは決してコンピュータの能力を見出すことはできません。実際に、ワードやエクセルなどの機能は、ソフトウエアによるものです。

ソフトウエアは、どれほど詳細に半導体回路を解析しても見えてはきません。それと同じことが脳についても言えるのかなと。

脳という集積回路の中で、どのようなプログラムが活動しているのか、それを調べることでしか脳の働きを本当には理解することはできないのでしょうね。

脳があればという前提ですけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です