体験が起こらないことは、存在しない

一年かけて地球が太陽の周りを一周する間に、春夏秋冬が巡ってくるのですが、その境目も4回やってきます。

それが、春分、夏至、秋分、冬至と言われるものですね。今日はまさにその冬至に当たる日です。

地球の自転軸が公転面に対して傾いているために、このようなことが起きるわけですが、冬至の日は北半球にもっとも太陽の光が当たりづらい日と言えます。

他の言い方をするなら、誰もがよく知っている「昼が一番短い日」ということになります。つまり、明日以降ゆっくりと昼の時間が延びていくことになるのです。

どういうわけか、これからが冬本番になっていくので、もっと昼が短くなっていくような気がしてしまいますが、そうではないのですね。

太陽も地球もほぼ完全な球体と言われていて、太陽の直径は地球の直径の109倍らしいですが、それを身をもって体験した人はいないのです。

地球の体積は、人ひとり分の平均的な体積の10の23〜24乗倍程度になるそうで、想像すらまともにできません。

けれども、これも体験できることではありませんので、空想上の話でしかないということになりますね。

仮に地球から太陽までの距離を、旅客機で移動するとしたら、ざっとの計算で約19年かかるらしいです。

自動車を時速100kmで走らせると、太陽まで約170年くらいかかるらしいです。このように計算によって答えが出てくるだけで、体験としては起こりません。

体験として起こらないことは、決して存在しないということですので、気が遠くなる必要もないということですね。

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