連続的に変化する現れ=無常?

昨日のブログでは、記憶という機能がなければ連続するものがなくなってしまうということをお話ししました。

簡単な話、映画などの映像は1秒間に30枚の静止画を見せられているのが現実です。我々の視覚の残像現象を利用することで、静止画に動きがあるように感じるわけです。

残像というのは一種の記憶です。もしも記憶がなければ、一枚ずつの静止画を高速で見ることになるのですが、果たしてそれはどんな世界でしょうか?

1/30秒という短い間に見ているものを認識することは不可能でしょうね。そもそも認識するには、一定の時間を要するので、記憶がなければ認識そのものができないということになります。

その世界を想像すると、きっと何も見えないのと同じなのかもしれません。あるいは、何かが見えているけれど決して認識できない。

とここまでは、時間の流れがあることを前提に書いてきたのですが、非二元の探求を通して時間は単なる概念だったことがわかっています。

となると、記憶というのも一つの現象でしかないということに立ち戻って考えてみると、もっとシンプルになるかもしれません。

どんな理由もなく、単に連続的に変化する現れが起きているように見える。ただただそれだけなのかもしれませんね。