何だか急になのですが、もしかしたらこの先自分はあまり肉を食べない人生になるのかもしれないという、予感のようなものが最近来ていたのです。
まさかなあという思いも勿論あるのですが…。というのも、実は若いころは異常なほどの肉食だったからで、それは今も大きくは変わってはいないのです。
ただ、若い頃よりもある程度野菜なども摂るようになったのです。以前は、肉ばかり食べていて非常にバランスが悪かったのです。だから大腸がんにもなったのですね。
そんな肉大好き人間の自分が、どうも来年あたりから食事が変わって行くのかもしれないなと思うのです。勿論、突然ベジタリアンになろうというのではありません。
徐々にですが、肉が主体であった食事の傾向が変わっていくのかもしれないという感じです。肉を食べてはいけないなどというルールは、自分の中をいくら探しても一生見つかりはしないと知っています。
それなのに、何かの流れがやってこようとしているのは、きっとこれも生が起こすことなのですね。生が何の目的でそうした変化を起こそうとするのかは分かりませんが、でも我々はそれに従うしかないのです。
今年も大きな変化がありました。それは、これまでにもずっと断続的にやってきていた瞑想の習慣が、途絶えることなく続くようになったということです。
自分の中の何かの流行りもののように、熱中しては止めて、またやるようになっては飽きて、ということを繰り返していたのですが、どうしたわけかわざわざ毎朝早い時間に起きて、瞑想をするようになったのです。
それがまったく苦ではないのです。だから続いているのでしょうけれど。そして、より深く内奥に入るためには、より繊細な感性が必要となるはずで、どうも肉食は感覚を鈍感にさせるようなので…。
私は決して、自分の中に新しいルールを作ろうとは思いませんが、ただそういう流れになるのであれば、それに乗って行くというだけのことですね。