思い通りにはならない

いつも夜11時くらいになると、ああブログを書く時間がまたやってきたなあと思うのです。それから、今日もネタがないなあと思いながら、しばし沈黙するのです。

で、何となくですがそれなりに文章を書いて0時0分にアップするように設定をして終わりにします。先日、セッションにいらしたクライアントさんがこう言いました。

ブログにする文章をストックしてあって、そこから毎日アップしてるのですか?と。実際そういうことができたらそうするかもしれませんが、そうもいきません。

書こうと思うことは、大抵その瞬間に思いつくことばかりで、前もってこれを書こうと思っていても、いざ書こうとするとすっかり内容を忘れてしまうのですから。

よし、今日のはなかなかいいじゃないの、と自画自賛しても、それほどの反応はもらえません。逆に、何の気なしに書いた大した内容じゃないね、と思えたものでも、思いのほか高評価をいただけることもあったりで…。

そういう意味では、自分がどう判断しているかということは、多くの場合に期待はずれで終わるのです。世のなか、そんなものなのかもしれないですね。

自分が気に入って書いたブログも中にはあるのですが、きっとどなたもそれを同程度に評価されることはないのでしょうね。不思議なものです。

けれども、本当に怠け者の自分が、何をやっても長続きすることのなかったこの自分が、こうして毎晩ブログを書き続けているのは、私にとっては奇跡的なことなのです。

きっと、どこかで好き勝手に書くことを悦びと感じている部分があるのでしょうね。そうでなければ、あり得ないことですので。

だからこそ、読んで下さる方が、一人もいなくなったとしても、きっと書くことがなくならない限りは、書き続けているのでしょうね。

思い通りにいかないことの苛立ちと、それを楽しむ両方を感じられるといいですね!

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