過去に、自分がいないという状態になったときに、それをどうにも説明することができないということも分かっていました。説明する類のものではないということかもしれません。
そのときに、もう一つ明らかだったことは、時間はないということ!どうしてそれが分かったのか、今それを思い出そうとしても皆目分からないのですが…。
けれども、そのときにはどんな言葉を尽くしても説明できないくらいに、そのことが明々白々だったことは覚えています。そうなのです。異常なほど明らかだったのです。
真理というのは、きっとそういうものなのですね。一生懸命説明するようなものは、所詮真理からは程遠いものでしかないということなのでしょう。
そのことを思い出すと、自分が今知識として知っていることのすべてについて、それは聞いたことがある情報というだけだったと分かるのです。
自分は本当は何も知らないし、何も分からない。これが真実なのです!お手上げです。降参しましょうね。すべてを真にあきらめたとき、あらゆるものが入って来るのです。