昨日は、髙木悠鼓さんを招いてのワークショップ、「私とは本当に何かを見る会」を開催しました。間際になって、キャンセルされた方もおられましたが、それでも30名を超える方々が参加して下さいました。
いつもは、自分がメインでセミナーなどを開催するのですが、脇役に徹するというのは初めての経験で、心から楽しむことができました。
トータルで3時間という短いワークショップでしたが、一風変わった実験をみんなで一緒にやるというスタイルで、とても興味深いものでした。
実験しては質問を受け、また実験をするという具合に、様々な実験をしながら私の本性を無理なく発見していく経験は、参加された誰にとってもとても印象に残るものとなったと確信しています。
私自身は、ダグラス・ハーディングさんの本を読んで、自分なりに実験を繰り返してきたわけですが、実践するたびにまた新たな気づきを得ることができるのです。
正直言って、参加されたすべての方が自分の本性を見ることができたとは実感できなかったかもしれませんが、それは見れないということではないのです。
人はその人の心の状態によって、体験したことをそのまま受け入れられなかったり、分からないふりをしたりを無意識でしてしまうのです。
また、あの感覚を分かったとしても、それをなかったことにしようとする意識が発動してしまう場合もあるのです。
大切なことは、どんな状態であっても、自分の経験を分析せず、裁かず、あるがままに受け止めることなのです。
そうして、それを興味と情熱をもって継続していくことです。それによって、真の自己に対する信頼が次第に深まっていくのですから。
チャンスがあれば、またこうしたワークショップを開催したいと思っていますので、ご興味があれば是非ご参加いただきたと思います。