ひとたび理解したら、いっさいの目標は消える。
そしてそのすべての目標と共に、”あなた”が消滅する–。
その後に残るのがエンライトンメントだ。
目的はないと知ることが、すべてあるがままでよいと知ることが–光明を得るということだ。
私たちはみな同じ現実に参加している。
比較する必要はない。
by osho
私たちは、目標のない人生なんて価値がないと思ってしまうのです。価値がない人生なんて、無意味だから、それでは自分自身も無価値な、無意味な存在になってしまうと感じるのです。
だから絶対に目標をなくしてはいけないとばかりに、その目標にしがみついているのです。エゴと目標は一対だと思った方がいいのです。だから osho は、目標が消えれば、「あなた」が消滅すると言うのです。
無価値、無意味の感覚の中に静かにじっとしていることができるなら、それと戦わずにいることができるなら、それを怖がっていた自分もその感覚もどちらも消えていくのです。
けれども、その怖れに負けてしまい、気がつくとまた新たな目標を掲げて、自分には価値があるということを証明しようと頑張り出すのです。
この繰り返しを打開するためには、とにかく思い出すことです。思い出すたびに繰り返し、無価値感と無意味さの中に居続ける練習をすること。
とにかくそれと戦わずにいるクセをつけること。目標が薄れていくにつれ、夢や希望も小さくなり、それが全く違った心地よさをもたらすようになるはずです。