あるがままでいれば、どちらでもいいがやってくる

人によって物事の考え方や感じ方はそれぞれ異なるものですね。だからこそ、千差万別の人生があるのでしょう。

あなたの人生にとって、最も重要と思えること、一番重きを置いていることはどんなことでしょうか?

正しい自分でいることが大事なのか?あるいは、何かの役に立つことが大切なことなのか?はたまた、何であれ価値ある自分でいることこそが重要なのでしょうか?

もしも正しい自分でいようとすれば、正しくない自分は否定されてしまいます。役に立つ自分でいたいなら、役に立たないと思える時に、苦しくなってしまうはずです。

あるいは、価値ある存在でいたいのなら、価値を感じられないときには、惨めな自分になってしまうでしょうね。

より正しく、より役に立つ、より価値ある自分になろうとすれば、必ずや自己否定にやっつけられてしまうことになるのです。

正しいか正しくないか、役に立つか立たないか、あるいは価値があるかないか、こうしたことに殊更のこだわりを持ってしまえば、あるがままの自分が否定されることになります。

逆にあるがままでいられるなら、どちらでも構わないという心の状態がやってきてくれるのです。どんなこだわりも人生を狭苦しいものにしてしまう可能性があると気づくこと。

こだわらずに、ただあるようにあること。肯定も否定もなければ、思考も自然と落ちてしまうでしょうね。

“あるがままでいれば、どちらでもいいがやってくる” への2件の返信

  1. 自分があるがままでいられると、人のあるがままをゆるせるし、自分を抑えていれば、人のあるがままに腹が立ちます。あるがままでいるようになると、きっと、自然な道が足元にあらわれて、ほどよく無理なく努力することもできるような気がします。

    1. 雨さん

      自然な道が足元にあらわれて…、っていう表現がとても秀逸ですね。

      おっしゃる通り、気楽に生きている人の方が受容能力が高くなる傾向にあると思います。逆に深刻な人は、気楽さを毛嫌いするか低く見るかもしれません。

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