<行為>かそれとも<行動>か?

<行動>は決して内側から湧き出て来るものじゃない
それは<過去>からやって来る
あなたはそれを何年もかかって溜め込んで来たのかもしれない
で、それが現在の中へと炸裂する
それはつじつまがあわない
しかし心は巧妙だ
心はつねにその行動に正当な理屈を見つける

by osho

眠くなったら寝る、あるいはお腹が空いたら食べる、こんな当たり前のことをしなくなっているのが現在の私たちの生活かもしれませんね。

社会とか家庭といった共同生活の中では、ある程度のルールに沿って生きることは理にかなったことですが、それも行き過ぎるとお腹が空いてなくても食べるということが頻繁に起きてきます。

お腹の好き具合よりも、時間が来たので食事するということが多いのではないでしょうか?osho はそれを<行動>と言っているのです。

出されたものを完食する方がいいというのも、分からないではありませんが、その日の体調に応じて場合によっては残す方が身体にとっては自然なはずです。

私たちの硬直した考え方、正しさが自然な<行為>よりも<行動>を促すことになるということです。

病的なレベルになれば、過食や拒食といった症状を起こすこともあり、その原動力は過去に溜め込んだ不満のエネルギーなのです。<行動>はいつも不自然であり、<行為>は自然なもの。

自分の1日を振り返ってみて、<行為>が中心となっているのか、あるいは<行動>で埋め尽くされているのか、よく見てあげることですね。

ちなみに思考が緩めばそれだけ<行為>が多くなり、マインドが活性化すればするほど、<行動>するようになるはずです。