隔たりはない

我々の人生というのは、何らかの目標を定めてそこを目指して進んでいくものだというイメージがありますね。

つまり、今現在はまだ目標に到達していない地点にいて、目標からは隔たっているということを意味しています。

この隔たりがこの二元性の世界を作り上げているわけです。ところが、非二元的な立場からすると、そうした隔たりというものはないのだと。

かつて身近にいるある人が言っていたのですが、「A地点からB地点へ行く途中というのが分からない」のだと。

その時は一体この人は何を言っているんだろうと不思議に思っていたのですが、きっとそれこそが非二元的な立場だったんだろうなと。

A地点とB地点に隔たりがないので、向かう途中という概念が存在しなかったということですね。思った瞬間にすでにB地点にいるということ。

これは、結果として時間も空間もイメージに過ぎないということを、元々体得している人だったというのを意味することになりますね。

世の中には、そうした変わった人もいるのでしょうけれど、一般人からすると意味不明なことを言う人、で片付けられてしまうのは少し可哀想な気がします。

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