私たちは普段から、自分で自分の頭に浮かんでくる思考を自分のものだと信じてしまっています。
だから、頭で響いている言葉の主は当然自分だと思っているのです。夜布団に入って、すぐに「なんであの人にあんなことを言われたんだろう?」がやってきたとします。
すると、その声に呼応するように次の言葉を考えるのです。「自分は何か悪いことをしたかな?」などのように、つまり返事をしてしまうわけです。
すると、その返事に対してまた次の言葉がやってきます。という具合に、頭の声を相手にしている限り、思考が終わることはありません。これをグルグル思考と呼びます。
ここで、間違いにはっきりと気づいてほしいのです。それは、頭の中にやってくる思考(声)は自分のものではなく、頭(左脳)のモノだということ。
それは自分の声色を使ってくるので、どうしても自分の考えだと思ってしまうのですが、そうではないのです。
あなたがそれを考えようとして考えたわけではないことに気づくことです。あくまでも勝手にやってきたものなのです。
ここに気づいて、その左脳の声に対して何もしなければ、その声はそのうちには消えていくことになります。
要するに、頭の声に対して決して相手をしてはならないということ。そうすれば、そのうちにはその「かまってちゃん」はどこかへ消えていくのですから。

