かつて存在って何なのだろう?という問いがやってきて、あれこれと思索していたことがありました。
そして結論としては、自分が生きている間にそんな難問に対する答えは出ることはないのだろうと思っていたのです。
ところが、ふと今その問いをぶつけられたとしたらと考えた時に、もう当たり前のように答えらしきものがあると気づいたのです。
それは、残念なことに存在というのは単なる概念でしかなかったということ。それが何であれ、その存在というものはありません。
なぜなら客観的事実というものがないからです。体験を離れて、何かが存在しているとか何かが起きるということはないのです。
それは思考が生み出した便利なイメージに過ぎなかったのです。あの頃はそんなことは夢にも思わなかったですね。
けれども今となっては当たり前のように明確になりました。思考や感情についても、それが存在するのではないのです。
思考という体験、感情という体験が起きるだけなのですね。あらゆるものも、時間も、空間も一切の存在がないということですね。

