私はお笑いが大好きで、いつも大口を開けて大声でわっははわっははと笑っています。その割には、自分の笑い声というのがどんなものかはあまり把握できていません。
最近私は人の笑い声が大好きなんだということを発見しました。何となくは気づいていましたが、意識して聞いて見たらそのことがはっきり分かったのです。
先日近所を歩いている時に、幼い女の子が前を歩くお母さんをよそに立ち止まって、ものすごく愉快そうに笑っているのを見ました。
その笑い声が何と表現したらいいか分からないほど、心地いい響きだったのです。思わずその姿と声に見とれてしまったほどです。
自分の子供達が幼かった頃の笑い顔や笑い声を今も記憶していて、時々思い出したりもしています。そう言うときにはとても暖かな気持ちになれるのです。
笑い声にもいろいろな種類のものがあるのでしょうけれど、笑っている本人が腹の底から愉快で楽しくて出している声なら、きっと誰の笑い声でも素敵なんだろうと思います。
笑うかどには福来たる、というコトワザがあるくらい、笑っていればとてもいい気持ちになれるものですね。だからこそ、笑い声が好きなのだと思います。
そう言う意味では、屈託のない笑い声が一番好きかもしれません。戒律の厳しいどこかの国では、女性が歯を見せて笑うことはみっともないこととされていたりします。
今の日本ではそんなことはないですから、誰もが何も恥じることなく心の底から大笑いできる世の中であればいいなと思います。
私の前で笑ってくれる人がいると、私はとてもいい気持ちにさせてもらえるので即感謝してしまうくらいです。みなさん、沢山笑って下さいね。