先日テレビを見ていたら、イルカがこんなことをして人命救助に大変な貢献をしているという番組をやっていました。
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?人命救助ができるといっても、いくら賢いイルカだからといっても高々知れたものだろうと思っていました。
しかし、内容を見て正直ちょっと感動して涙さえ滲みました。イルカはソナーといって音波を発信してその反射波を検地することで遠くにある物体でもその存在を確認できる能力を元々持っています。
これは釣りなどでつかう魚群探知機と同じ原理のものです。肉眼で見ることができない場所にある物体を認識するための装置です。
以前、ネス湖に生息していると噂されているネッシーの存在を船の上から調べようとして、そうした探知機で調べた人たちのことも知っています。
話はそれましたが、その番組で紹介していたのは、そうしたイルカの能力をフルに活用して、海底に沈んでいる目には見えない無数の地雷を撤去しようという作戦なのです。
そのために特別に訓練を受けたイルカを海底に調査に行かせるのです。そして、もしも地雷を発見したならイルカは船に戻ってきて地雷を見つけたとサインで知らせてくれます。
それを受けて、乗組員がイルカにブイのようなものをからだにつけて再度潜らせます。イルカは地雷のある場所まで泳いでいって、その場所に持っていったブイを置いて戻ってくるのです。
こんなことをイルカにやってもらおうと思い立った人もすばらしいですが、それを見事にやってのけるイルカって、何なのだろうと本当に感動しました。
しかもイルカは(私の主観も入っていますが)、そうした作業を嬉々としてやってくれているように思えたのです。私の独りよがりかもしれませんが、イルカの純粋な愛を感じました。