意志の力が落ちるとき

意志の力は役に立たない
ほんとうは、意志の力は力などではまったくない
なぜなら意志とは自我に依存しているもの
非常にちっぽけな現象だ
大きな力など生みだせるものではない
意志をもたずにいるとき
そのときあなたは力に満ちている
そのときにはあなたは
全体と一体になっているからだ

by osho

私たちは、↑ずっとこの反対のことを教えられてきました。強く、確固とした意志を持って、人生を切り開いていかなければならないと…。

意志の力が弱ければ、自分に負けてしまう。そんな軟弱な人間になってはいけない。だから、逞しい精神力を持つことが、人として素晴らしいことだと感じるのです。

実は努力が絶対的に必要だと感じる間は、確かに一理あるのですが、努力によって成し遂げられたことは、osho がいうように、非常にちっぽけな現象なのです。

なぜなら、どんな努力も物語を観る側へ行くことを助けてはくれないからです。努力の本当の目的とは、努力(意志の力)では真実へ近づけないことに気づくこと。

その気づきとともに、その絶望がやってきたときに初めて、努力(意志力)も一緒に落ちることになるのです。

それが全体性と一つになること、全体にサレンダーすることなのですね。

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