エゴには愛が分からない

自分が愛していると感ずるときには
ちょっと見守ってごらん
あなたは所有性を表しているだろうか?
もしそうだとしたら
あなたはその人を殺そうとしているのだ
というのも
所有され得るような人間などひとりもいないのだから
所有され得るのはものだけで
人間は無理だ

by osho

若い頃から、自分には人を本当に愛することなどできないんだなという自覚があったのです。そのことで少しは悩むこともあったと思うのです。

けれども、次第に気づいたことがあったのですが、それは他の誰もが似たようなものだということを。結論から言えば、誰もが真の愛を知らないということ。

私はあなたを愛しているという場合の「愛」には、実は様々なものがあって、そのほとんどがエゴの愛だと分かったのです。それからは気が楽になりました。

なぜなら気づかずに本当の愛だと思っているよりも、愛ではないと気づいている方がどれほどましか…。

エゴの愛は、所有欲から発生するものです。だから好きになると、相手を自分のものにしたいと思うし、反対に相手のものになりたいという願望も生まれるのです。

所有欲も執着も、どちらも対象はモノです。つまりエゴの愛は、相手をモノ扱いしているということ。だから相手にこうして欲しい、ああして欲しいという気持ちが起きるのです。

親が子供をコントロールしようとするのも、決して愛からではなく所有欲からなのです。だから、コントロールされた子供は、それが愛なのだと騙されるのです。

エゴには愛が分からないということを、深く理解することができると、悩まなくて済むのです。愛はエゴが小さくなった分だけ深くなることを忘れないことですね。