あなたは自分の起きている世界を忘れ
自分の夢の世界をも忘れる
朝、ふたたび起きている世界がその存在を現わす
あなたは、あなたの夢と眠りを忘れ去る
だがひとつだけ
絶えることなくそこにい続けるものがある
あなただ
by osho
これが自分だと思っているものを一つずつ剥ぎ取って行くと最後はどうなるのかを試してみたことはあるでしょうか?
自分の身体、自分の考え、自分の体験、自分のマインド、このような自分の◯◯と言うことのできるあらゆるものを脇に置いて行くのです。
そうして残ったもの、それが自分の本質だとしたらそれは一体何でしょうか?もうそれ以上自分の〇〇と言えなくなるところ。
それは生まれたり消えたりすることのないもの、つまり絶えることなくそこにい続けるもの。
あえて表現すれば意識とか、気づきということになるのでしょうね。意識というのは覚醒している状態のことです。
ここで一つ気をつけなければいけないことがあるのですが、「自分の意識」と言うこともできるのでは?と思うかもしれません。
ここが思考の限界なのです。意識は自分に従属するものではないということへの気づき自体が意識なのです。
意識が広大無辺の大空のようなものだとすれば、思考はその中を流れる雲だと思えばいいのですね。