「ほめ殺し」という言葉がありますね。それは褒めて褒めて、相手を何も言えない状態にしてしまうことです。
マインドというのは、けなされたり否定されたりすればするほど、それに対して文句を言いたいというエネルギーを溜めるのです。
逆に褒めて肯定してを繰り返すなら、ありがとう以外の言い返す言葉を失ってしまうわけです。
それと似たニュアンスなのですが、相手を抱きしめて受け止めて、受容することで、相手は不満を持つことができなくなるのです。
あなたは自我として生きることもできるし、その自我に寄り添って生きることもできるのです。
自分(自我)を否定することなく、そのあるがままを受け入れてあげるのです。自我と戦わないでいれば、自然と自我の力は弱まってくるのです。
ほめ殺しではないですが、優しく殺すということですね。表現は悪いかもしれませんが、100%受容されて死んでいくならそれも本望だと思うのかもしれません。
自分を責めてしまう人は、自我と戦っている人なのです。自分に優しく寄り添うことを覚えれば、自我が招いていた不快な出来事は少なくなっていくでしょうね。