外側の世界で生きていると、あれも知っているこれも知っていると、知っていることに重点がおかれるのです。
知らないよりも知っていることで、何かと有利に働くと思えるからかもしれないですね。頭のいい人は物知りだし。
けれども、一度内側の世界に入り込むと、あれ何も知らないじゃないということに気づくことになるのです。
そしてその何も知らないは本質的であり、そこには奥深さを感じるのですが、外側で知っていることは薄っぺらな感じがしてしまいます。
なぜなら知っていると思っている対象物は、そのすべてが偽物だからです。だから一過性だし、生まれては消えていく。
本当は、生まれてもいないし、だから消えていくということもないのです。初めから何もないのですから。
そのことに一度気づいてしまうと、知っていると思っていることもどうでもいいことだと分かるのですね。
一方の内側の世界で何も知らないは、この次元にいる限りは知る可能性もないということ。深遠なナゾがそこには広がっているのですね。
高次元へと戻る時が来たら、その時には多くのことが明かされることになるはず。それを楽しみにしておこうと思います。
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