予想+感情=期待→執着

自我というのは、とにかく現在にじっとしていることができなくて、いつも過去や未来へとフラフラしているのです。

特に未来へと思考を飛ばす時には、必ず何らかの予想を立てずにはいられないという習性を持っているのです。

それも単なる予想であれば問題ないのですが、そこへ感情を混入させることで予想から期待へと変化させてしまうのです。

一度期待へと変わってしまうと、その期待通りの未来がやってくるかどうかで、精神状態が大きく左右されることになるのです。

なぜなら、期待というのはそうなって欲しいという執着を生み出すものだからです。執着は人を苦しめる要因の一番手です。

執着は、私たちの自由で気持ちのいい毎日を台無しにしてしまいます。とある場所に固着させて、身動きが取れなくなるのです。

そんなことを自分自身で自分に対して課しているのです。そのことにしっかりと気づく必要があるということです。

朝起きてから夜寝るまでの間に、一体どれ程の期待をしているのかを一度しっかり見つめてみることです。

きっと100や200のオーダーではないはずですね。何気ない期待が知らぬ間に執着を生み、人生を不自由で気持ちよくないものへと変えてしまう。

このことを忘れないことですね。一番手っ取り早いのは、未来へと思考を飛ばさないように注意深く生きることですね。

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