子供の頃、指で影絵を作って遊んだりしましたが、キツネとか鳥とか簡単なものしかできませんでした。
そんな感じで影を知らない人はいないのですが、影という存在があるかと言われたら、クエスチョン?ですよね。
実際私たちが見ているのは影そのものではなくて、影の輪郭なのです。その影が常に2次元というのは確実です。
影を3次元の物体上に見ることはあっても、影そのものは常に2次元です。だからこの3次元の世界には、2次元のものである影は存在できないのです。
その一方で、高次元のものに対してはどうかというと、やはり3次元空間では捉えることができません。
それは例えばどんなものがあるかというと、数字だとか色とか、心とか正しさとかそう言ったもの全てがそれに該当します。
あらゆる概念もそうですね。私は最近までそう言ったものは、全て私たちの脳内にのみあるものだと思っていたのですが。
けれども、だとすると全ての人が共通に持っている概念などは、どうやって共有しているのかが疑問になるのです。
結局、そうしたこの3次元世界では見ることも触れることもできないような抽象的なモノは、全て高次元にこそあるのだろうと。
そして、私たちの脳はそこから情報を獲得しているのではないかと考えられるわけです。ちょっと面白くなってきましたね。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらの動画もぜひご視聴ください。