大震災が起きてから、初めて大型スーパーにクルマで買い物に出かけたのですが、巷のうわさ以上に道路が空いているのに驚きました。
行く途中に二店ほどガソリンスタンドがあるのですが、両方ともお休みになっていて、これももしかしたら買占めの結果なのかなとやや悲しくなりました。
東京は直接の被害はなかったはずなのに、人々の危機感によってクルマを利用する多くの人たちがこぞってガソリンを入れに行ったら、さすがに無くなってしまうこともあるのでしょうね。
尤も物流の滞りが原因でガソリンが入荷できなくなっているということもあるのかもしれませんが、いずれにしてもガソリンスタンドが地震の影響で営業していないというのは初めての経験だと思います。
スーパーの中は照明を落としているために、いつもよりもかなり薄暗くて、かつてアメリカに仕事で滞在していたときのことを思い出しました。アメリカのお店というのは、常に日本よりもかなり暗いイメージだったのです。
スーパー内では、商品によってはまったく入荷されてないものもありましたね。でも、不思議な感覚なのですが、商品が品薄で棚が空き空きになっているのも悪くないなと思ってしまったのです。
ちょうど、家の冷蔵庫の中がいつも何かでぎっしり詰まっているよりも、定期的に空っぽになってくれたほうが新鮮な感じがしていいというのと同じかもしれません。
スーパーでもコンビニでも、いついかなるときに行っても、商品で溢れかえっているのは、どうなんだろうと密かに思っていたのです。
あれだけいつも満杯に陳列されているということは、売れ残ってしまうものも沢山あるはずだし、それは本当にもったいないと思ってしまうのです。
今後も余震が続くでしょうし、まだまだ予断を許さない状況だと思いますが、一ヶ月二ヶ月経って喉もと過ぎれば…というようにならないようにしたいと思います。