心配ごと

私たちは日頃、常に何か心配ごとを抱えているものです。自分には、一つも心配ごとなどないと言えるなら、その人は本当に幸せな人ですね。

でも大抵の人はそうではありません。一つや二つ、あるいはそれ以上の心配ごとを持っています。その心配ごとも少しだけ心配というものから、結構深刻な心配ごとまで多岐にわたります。

そしてある一つの心配ごとに関しても、こうなってしまったらどうしよう、こうしたことが起こるかもしれない、などなど沢山の状況を想定して不安が募っているわけです。

そうした思いは、実はすべて「自分自身を攻撃していることに過ぎない」とコースでは教えてくれています。分かるような分からないような話しに聞こえるかもしれませんね。

このことをもう少し分かりやすく説明するために、心のメカニズムを順を追ってみてみることにします。ある理由から自分に対する否定的な思いを持ったとします。

そうすると、それは都合の悪いものなので、感じないようにするために心の奥に抑圧します。すると、そうして隠したものは必ず外側の世界へと投影することになります。

それは元々否定的な思いを感じさせるものなので、外の世界を攻撃したくなるはずです。その攻撃的な思いが持続するためには、その対象物を傷つけられるとの思いが必要です。

対象が傷つかないと思いながら攻撃し続けるということはないわけですから。でも対象が傷つく可能性があるとの思いはどこからくるのでしょうか。

それは、自分自身が攻撃されたら傷つくはずだとの思いからくるのです。もしも何が起ころうとも自分は傷つくことがないと思うのであれば、決して心配ごとを持つようにはなりません。

こんなことが起きたら大変なことになる、こうなったらとても怖いなどの心配事は、結局のところ外側からの自分に対する攻撃だとみなすことができます。

そしてその外側からの攻撃と思えるものは、結局元に戻って自分が自分を攻撃しようとする思いを投影したものであったというわけですね。

自分を攻撃して幸せになることは決してありません。だからこそ、心配ごとに気持ちを乗っ取られないようにいつも自分を監視することは大切なことです。

心配ごとの想念がやってきたと思ったら、それを自分を助けてくれる大きな存在に全面的に委ねてしまうことです。それができるように、日頃から心の訓練をすることをお勧めします。その方法は、コースが詳細に教えてくれています。

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