知らない方がいいこともある

家を建て替えるプロセスが進行中なのですが、これまでは家の基礎部分に取り掛かっていたのが、今日から「上棟」と言って実際に目に見える家を建て始めたのです。

最近は、全てを工場で作ってきてしまい、それをクレーンで吊っては組み立てるを繰り返すことで、あっという間に作られていきます。

面白いから見た方がいいですよと営業の人に言われたので、朝一から間近で見ていたのですが、もう大工さんは失業するかもと思いました。

狭い路地に巨大なクレーン車がセットされている姿を見るだけでも、隣の家や電線やらをかいくぐっての作業がハラハラもの。

見ていると、つい大丈夫なのかと心配になってしまうので、私は早々に引き上げて帰ってきてしまいました。

私の性分としては、プロセスを見て楽しむというよりも、知らないうちにプロが作り上げてくれるのをただ待つ。

そして無事出来上がったら、安心して見に行く。そっちの人間なのかなと。情報が多ければいいというわけでもないなと。

知らない方が気が楽ということもあるということですね。それにしても、着々と作業を進めていく様を見ていると感心してしまいます。

自分には当然ですがそんなことはできないし、みんな凄いなと。応対してくださる態度も大人だし。

昔の偉そうな棟梁のような人なんていないのですね。時代が変わったといえばそれまでですがね。

ーーーーーーーーーーーー

こちらの動画もぜひご視聴ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です