何もない日々

小学校低学年の頃に、夏休みになると宿題として毎日絵日記を書かねばならないということがありました。そういうことが大嫌いな自分は、いつも書くことがないと思っていました。

それでも自分なりに真面目に書いたものを母親に見せると、母親は面白すぎて笑いをこらえきれずにもっと書けないの?と言ったものでした。

それはきっと毎日、「朝起きて○○ちゃんと遊びました。」くらいしか書いてなかったからだと思います。そして絵はというと、その時に見たまぶしい太陽を描くだけだったと思います。

そういう日記が毎日続くのですから、親は苦笑いせずにはいられなかったのでしょうね。でも、本人としては本当に他に書くことがなかったし、書くことが大嫌いでした。

毎日何のイベントがあるわけでもないし、日々何事もない一日をずっと続けていたので本当に書くことなんてないよと思っていました。

それから、実に50年近くたった今でもその頃とあまり変わらない毎日を過ごすようになりました。今日はたまたまちょっと出かける用事があったけれど、普段はそれすらありません。

大したことは何も起きない平凡過ぎる毎日を送っています。でもあの小学生の頃と比べて一つだけ変化したことがあります。それは、毎日こうしてブログやミクシー日記を書いていることですね。

本当に自分でも不思議としか言いようがないのですが、書くことが苦痛ではなくなったのです。そればかりか、何のイベントもなくてもこうして書くことがあるのです。

それは自分の身の上に何事も起きてなくても、大切な自分の内側では毎日様々なことが起きていることに気づいたからかもしれません。

心は目には見えないですが、本当に沢山の経験を毎日しているし、だからそのことをずっと観察してさえいれば書くことがなくなるなんてことはないということです。

身の周りで起きていることよりも、何倍も多くのことを心は経験しています。それを楽しむことができたら、何はなくても楽しい日々を送ることができます。

これってお得だと思いますので、是非試してみて下さい。でもたまには、イベントごともあれば嬉しい日になりますので、それもまたありですね。

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