選挙カー不要論

毎回選挙が近づくと、いわゆる「選挙カー」なるものが街中に出没して、拡声器から大声を出して「○○です。○○をよろしくお願いします!」と訴えますね。

ルシッドのセッションルームがある吉祥寺でも、人出が多い街だからか、やたらに選挙カーのお出ましとなるのです。

そうなると、そこそこ静かな環境でゆったりとヒプノセラピーのセッションをしようと思っても、あのけたたましい音がちょっと気になりますね。

実際には、クライアントさんは催眠状態になって、過去の出来事やそのときの気持ちや感情の方へ意識が向いてしまうと、外の騒音はどうでもよくなるのですが…。

それにしても、毎回思うのですが、一体あの選挙カーで訴えている内容は何なのでしょうかね?ただ、名前を連呼するだけの効果が如何ほどなのか疑いたくなってしまいます。

今日は、参議院選挙を明日に控えた選挙運動最後の日とあって、夜8時直前まで激しい連呼合戦が繰り広げられていました。

猛暑のさなかの選挙運動は、当事者の方々にとっては本当に大変だったことだろうとお察ししますが、できたら意味のない選挙カーはそろそろ廃止にして欲しいものです。

何かの売り場で、売り手から「これを買ってちょうだい」と言われると、買いたくなくなるへそ曲がりの私のようなものもいるのです。「よろしく、よろしく~」と訴えない謙虚な人に投票したくなるのは、私だけでしょうか?

明日の開票結果が多少気にはなりますが、それはきっと今この地球規模で起きている大きなうねりの一つの結果を見ることになる気がしています。

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