「何もなさ」は最強

外側を見ている限り、外側に望むものを見つけて満足しようとしている限り、人生は不満のままで終わることになります。

何を手に入れたとしても、その瞬間の喜びはあっても決して長続きしないのです。すぐに安いメッキのように剥がれてしまうからです。

だからまたすぐに次なる獲物を手に入れようと頑張るのです。これが私たちの人生の形態です。

もしも不満から解放されて、永続する穏やかさや安らぎと共にいたいのなら、内側を見るしかありません。

内側に目を向けて、自分が一体何者なのかを知ることです。その時、外側からやってきたどんな情報も使わずに、あるがままを見ることが必要です。

すべての観念や概念を脇に置いて、意識を内側に向かせてこれは何だろうと見つめることです。

自我は自分の正体がバレる事を恐れて、すぐにそうした探求をストップさせようとするでしょうね。

そのことも織り込み済みで、内側へと入っていくのです。そこに何もなさを発見することができたら、それこそがあなたの本質です。

何もなさは最強です。滅びることも生まれることも不可能だからですね。すべての防衛が止み、求めることが消え、ただ静寂だけが残るのでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です