子供の頃にインコや文鳥を飼っていたのでよく知っているのですが、彼らは何か物音がすると身体が細くなったようになり、逆に安心しているうちに身体が丸く膨らんだようになります。
私たち人間であれ他の動物であれ、身を守ろうとするときには身体を引き締めて硬くする傾向にありますね。
ギュッと身を縮めて油断のない状態にするのです。その逆にゆったりとして自然でいるときには身は緩んで柔らかくなっているのです。
ということは、自我が不安や恐怖で強く防衛しているときには、頑なな心の状態になっているはずなのです。
とにかく硬い感じのする人は、防衛が強い人だと思えば間違いありません。正しさという衣をまとっている人も同じですね。
一方で、まとっているエネルギーが柔らかくて自然な感じがする人は、防衛が小さい状態でいるということです。
私たちはどちらの人の方を好むかといえば、もちろん後者の方ですね。恐怖のエネルギーは硬く、愛は柔らかいということです。
さてあなた自身は、どちらのエネルギーをより多くまとっているでしょうか?じっくり見つめてあげることですね。