自分なりの魔法の言葉

みなさんの中にあるかどうかは分かりませんが、私のマインドの中にはかなり以前からある「特別な言葉」があります。

それは何かというと、「ただそれだけ」という言葉です。なんだそれ?と思うかもしれませんが、それは自分なりには重要な意味があるのです。

年齢は定かではありませんが、きっと小学生の頃にはもうすでに考え出していたと思うのです。

生きていると日々自分の嫌な気持ち、嫌な気分、嫌な感情、焦る気持ちやどうしようという困った感覚などがたくさんやってきますね。

落ち込んでみたり、嫉妬や劣等感、あるいは罪悪感に苛まれたり、とにかく不都合なものは毎日必ずやってきます。

そう言ったあらゆる都合の悪いものから解放されたいと思っていたのです。そのためにあみ出した言葉が「ただそれだけ」だったのです。

何か都合の悪いことが起きたときに、「ただそれだけ」と自分に言ってあげることで、ちょっと距離ができるような気がしたのですね。

今ではその理由が分かります。「ただそれだけ」というのはただ単にそれが起きているだけ、というニュアンスなのです。

つまりは、それに対してただそれを見てそれを感じるだけで、それに対してどんな解釈も判断もしないでいるということです。

思考を使わずにいられれば、何がやってきたとしてもそれをただ見ていることができるのです。

子供の頃はそのようには理解できていなかったので、この魔法の言葉を用いるようになったのだと思います。

みなさんも、自分なりの魔法の言葉を持っているのではないでしょうか?そしてその魔法がどう言った理由で効果を発揮するのかを、検証してみるといいと思いますね。