自分の気持ち、内面の状態を平穏にしておきたいと願っているのでしたら、あらゆる期待をするマインドをなるべく使わないように生きることです。
なぜなら、悲しくなったり焦ったり、落ち込んだりと、とにかく嫌な気持ちになるのは、期待とそれに対する現実との落差が原因だからです。
ただし、自我というのは欲深いマインドを抱えているので、常に何らかの期待を抱きながら生活しているのです。
欲深さが大きければそれだけ、あるいは不安や恐怖が大きければそれだけ期待値も高くなってしまうのです。
そうなると、常に現実との落差に喘ぎ続けなければならなくなり、本当に辛い毎日がやってくることになるのです。
では期待を小さくするためにはどうしたらいいのか?それは、マインドの仕組みをできるだけ深く理解することです。
この深い理解こそが、期待してしまうことから離れていられるようにする極意のようなものなのです。
自我が期待をしてしまう仕組みを理解すれば、そこから離れているための方法も自ずと分かってきます。
マインドを深く理解すると、それは自分の本質ではないということの理解へと進みます。そのことでマインドの期待からも離れていられるようになるのです。
自分の人生や自分自身に対してどのような期待を持っているのか、まずはそれをじっくりと調べてみてください。
そして期待値が高いということが分かったなら、マインドを理解することに専念することですね。