問題は外の世界にはない

私たちは、なんであれ物事が無難に済んでくれればいいと思う傾向があります。困ったことやトラブルは御免なのです。

けれども、少し冷静になって外界で起こる事象を見つめてみると、そこには問題という問題はないということに気づけます。

つまり、問題があるというその見方こそが、問題を作り出している張本人だったということです。そこに気付けるかどうか。

起きていることは至ってシンプルです。それに対して、尾びれ背びれをつけてすごく大きな問題にしつらえてしまうのです。

そうやって、厄介な複雑な難題を自ら作り出しては、それを何とか解決して安心しようとするのが自我のやり方なのです。

自分の内面が満たされるかどうか、幸せかどうかということは、実際に起きていることとは完全に無関係だと気づくことです。

こうでなければならない、もっと頑張らねばならない、より正しく生きなければならない、自分はあの人よりも劣っている。

こうしたダメ出しをやればやるほど、自我の深部は喜びます。なぜなら、解決しなければいけない難題が消えないからです。

このような仕組みに気づいて、もっともっとリラックスしてゆったりと過ごすことができれば、これといった困った問題など元々なかったと分かるはずですね。