セシウムに汚染された牛肉が全国33都道府県で消費された疑いが濃厚という記事が出ていました。本当に困ったことになりました。
福島原発において、水蒸気爆発や水素爆発が起きた時点で大量の放射性物質が大気中にばら撒かれたのですが、その時政府はただちに健康に影響はないと言っていました。
あの時に危険を察知して、すぐに避難勧告なり何なりを発動していれば、今回の牛肉汚染の問題も起きてはいなかった可能性が高いです。
あの時、わざわざ政府が問題ないという声明を出したことで、牛が大量被曝した藁などを食べてしまうことに繋がっていると断言できます。
あのときの付けが回ってきたということでしょう。今になって政府はこれ以上の汚染牛肉の拡散を抑えようとしていますが、食べてもただちに健康に影響はないと言いたくもなるというものです。
私は食べませんが、ただちに影響はないと言い続けた政府関係者たちは、責任を持って今回の牛肉を毎日食べる必要があると思います。それでなければ、牛肉を生業としている人たちが浮かばれません。
問題を見て見ぬ振りをすれば、それはいつか必ず付けとして回ってくるということは、様々なことで経験しているはずなのです。
理由は様々ありますが、幼いときに感情を沢山溜め込むような毎日を送ってきてしまうと、それが心の奥底に蓄積されていき、必ずその付けは本人が大人になった後にやってきます。
人生が過酷な様相を呈することもあるし、意味もなく感情が抑えられなくなってしまったり、平静に生きることがとても難しくなったりもします。
ご本人はそうした状態が過去の付けが回ってきたとは気づかない場合がとても多いものです。従って、問題が生じたときにはただ現状を見回すだけでは原因を探し出すことはできません。
自分にはどんな過去の付けが回ってきているのか、気をつけてよく見てあげることで本当の問題の解決を見出すことができるのです。