自転車同士の事故で転倒して、救急車で病院に搬送されて、股関節内の人口骨頭置換手術を受けていた母親が、今日めでたく退院することになりました。
手術してから昨日でちょうど3週間経ったのですが、その間の本人の熱心なリハビリの努力が実ったのか、とんとん拍子に回復していきました。
本当にありがたいことです。リハビリを手取り足取り懇切丁寧に指導してくれる、母親担当の理学療法士さんは、若干22歳の女性です。
彼女は母親が痛がるようなことは一切せずに、それでも有効なリハビリの方法を絶えず編み出してくれていたという印象があります。
私自身も、毎日病院に行く度に、母親のリハビリが必ず進歩しているのを見ることができて、それはとても楽しいことでした。
私が見ている前でも、さっきまでできなかったことが、急にできるようになったことも何度も目撃させてもらうことができました。
手術後、リハビリが始まってからというもの、頑張りはするものの、思うように動かない足を手でさすりながら、母は何度も「本当に歩けるようになるのかね~」と気弱なことを言っていました。
私は、リハビリの進捗を客観的に見ていたので、今までどおりに歩けるようになることは分かっていたのですが、彼女にはそれが見えないようでした。
昨日いつもどおりに母親の病室を訪ねると、少しだけ目を潤ませた母親が「さっき初めて杖なしで歩けたよ!」と報告してくれました。
何でも、私に一番に伝えたかったと言ってくれました。そのときの顔は、本当に嬉しそうでした。
このブログを読んでくださり、暖かな励ましの言葉や応援のエネルギーを送ってくださったみなさまに、この場を借りてあたらめてお礼させていただきます。
今日、無事退院します。本当にありがとうございました!!