眠りには適度の思考が必要

何かの考え事をし過ぎてしまって、いざ寝ようと思ってもなかなか寝付けなくて困ったという経験は、誰もがしていることと思います。

頭が興奮すると、そういうことになるのも頷けますね。けれども、その逆に思考があまりにも静かになってしまうと、それはそれで眠りがやってこなくなるのです。

その理由は、意識が際立ってしまうからなのではないかと思うのです。意識は思考に邪魔されない限りは、そのまま覚醒しているしかないからです。

瞑想しているときに、眠ってしまうことがあるとしたら、それは気づかぬうちに思考が立ち上がって来て、意識(覚醒)を覆い隠してしまうからなのでしょう。

もしも本当に思考の主人として返り咲くことができるなら、覚醒し続けることになるはずです。その時には、覚醒しつつ身体だけが休息するために睡眠をとることになるのでしょうね。

残念ながら、今のところ意識を失うための睡眠をやめられないようです。寝るのが大好きなので。エゴがいない状態って、天国ですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です