昨日のブログで、極端な生き方をやめて、ちょうど真ん中の生き方、中道とか中庸と呼ばれる生き方が理想的なのだということを書きました。
その一方で、このブログで何度も書いたことに、全身全霊で事に当たるというのがありました。全身全霊ということと、極端を避けるというのは矛盾するのではないかと思いがちです。
なぜなら、全身全霊というのはできる限り、自分の力の限りにという意味が込められているため、それは極端に値するのではないかとイメージされてしまうからです。
ここのところをはっきりさせておく必要があるかもしれませんね。実は、中道というのは自分の力を出し惜しみするということではありません。
中道というのは、どちらの極端でもなく、偏りがないという意味なのです。それは言葉を変えれば、全一でということなのです。極端とはどちらか一方だけを使うということ。
ここのところをしっかり理解することができれば、全身全霊こそ中道の生き方そのものだということに気付くことができるはずなのです。
マインドが一つになって事に当たるなら、それは必ず中道を生きることになるのです。