目の前のものを淡々と処理する

自分の中で、苦手だと自覚のあることがそれなりにあるのですが、その中でも最も苦手だとつくづく感じるのは、公的書類などの提出です。

会社員の頃は自動的に天引きされていた税金も、今の仕事をするようになって、確定申告をせざるを得ない状況になったのです。

仕方なく、清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で、書類作成に取り組んだときには、心と身体のどこかが軋んでいるような感じになりました。

本当にオーバーではなくて、目も半開きくらいになってしまって、どうも視界の悪い状態で書類と格闘してしまうのですね。何と言っても、困るのが書類の書き方の説明が理解できない。

さすがに、確定申告についてはもう10回以上繰り返してきた経緯もあってか、大分穏やかな気持ちで処理することができるようになったのです。

ところが、今回父親が他界したことで、とんでもなく難解な様々な書類を提出しなければならなくなって、今非常に暗たんとした気持ちなのです。

これまでずっと逃げてきたせいなのか、それらが一度にやって来たという感じなのです。自分の大切な時間が奪われるという思いは、なかなかしんどいものがあります。

こういったことが得意だという人はいないのかもしれませんが、私の場合は異常な苦手意識が邪魔をして、理解力が低下させられてしまうようです。

得手不得手が誰にでもあるように、公的書類は私にとって難敵のようです。結局、どれほど苦手であろうとも、目の前にあるものを淡々と処理することだけを意識すればいいのですね。

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