いつも在るもの

朝目が覚めてから、夜寝るまでずっと変わらずに在るもの、道を歩いているときも、食事をしているときも、誰かと会話しているときも、それは常にそのままであり続けている。

それに気づくことです。あまりにも当たり前過ぎて見逃してしまうのですが、でも立ち止まってそれが常に在ることを確認すればいいのです。

それは、昨日も在ったし、一か月前にも、一年、十年前にも、ずっと在ったのです。赤ちゃんのときには、気づけなかったけれど、幼い頃は気づけなかったけれど…。

いつからか、それはずっと在ったのです。何か嬉しいことがあって大喜びしているときも、辛く苦しいことがあって落胆しているときも、変わらずに在るもの。

それはただ、その瞬間瞬間を見つめているのです。こうして書いてくると、いつもよりその存在がはっきりしてくる感じがします。

それは、「私」のことも見つめているし、それ以外のモノもすべてを見つめているのです。それはどんなものにも影響を受けることなく、ただ在り続けるのです。

できる限り、そのことに気づいているようにできるといいですね。

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