マインドは「今とここ」が苦手

私はあなた方に言っておこう

行くところなんかどこにもない、とね

ここがすべてだ

全存在はこの瞬間において絶頂に達しているのだ

それはこの瞬間の一点に集中しているのだ

全存在はすでに

この瞬間の中に流れ込みつつあるのだ

在るところのすべてはこの瞬間に流れ込んでいるのだ

いまとここ

by osho

 

私たちは、つい 「いずれ…」とか、「いつかは…」、「そのうち…」、「いまに…」のように未来への期待を込めて言ってしまいます。

あるいは、過去を顧みて、「あの頃は…」、「かつては…」、「当時は…」のように、過去を懐かしんだりしますね。

こうした日常的な態度は、残念ながら↑の「この瞬間に絶頂に達している」ということが分からないということを物語っています。

あの頃はよかったけれど今は◯◯、もしくは今は◯◯だけどいずれは…のように、どうも今への不満を過去と未来を使ってやりくりしようとするのです。

今この瞬間とは、時間ではなく、したがって物語もそこにはありません。だからそれは想定している満足、不満足の範疇ではないということ。

私自身も、このことをどこかで分かっているようにも感じるのですが、マインドは「今」と「ここ」がどうも苦手のようです。