あなたの思考を、あなたの感情を見守ってごらん。すると、ただ見守ることで、新しい要因─見守る者─を理解するようになる。
この理解こそ、内なる革命の始まりだ。あなたは見守る者であり、見守られるものではない。
by osho
↑これをもう少し補足すると、「見守る者」というのはこれ程気楽な稼業はないのです。
私たちの誰もが幼い頃に防衛を始めるのですが、それは見られる存在としての自分に気づいてしまうからなのです。
見られるというのは、褒められたりけなされたり、肯定されたり否定されたり。つまりは、何にせよ裁かれる存在だということなのです。
だから「見守る者」としての存在になれるなら、それは本当に気楽でいられるということなのです。
そしてあなたの本性は、「見守る者」つまりは覚醒した意識なのです。それを思い出すためにも、見守ることを続けていくことです。
思考が止まらずに困っているなら、とにかくその思考を見守り続けること。どんな感情であれ、それがやってきたならそこから目を逸らさないこと。
見守る者のフレーバーを感じることができるようになったら、自我を殊更改善しようとしなくなっていくのです。
それこそが内なる革命なのですね。