意識(観照者)を思い出す

人生のあらゆる瞬間、あなたが何をしようと何をしまいと、あなたの本質はその外側にい続けるのです。

それはあたかもロールプレイングゲームのように、ゲームの中で活躍する自分とそれを見ている自分にわかれるのです。

どんな人生を生きようと、あなたの本質がそこで傷を負うなどということは決してないのです。

それはどんな血生臭い物語の映画を見ようと、それをただ鑑賞しているあなたが傷を負わないのと同じことです。

だから自分の本質は意識(観照者)だと気づくことができれば、何も解決すべき問題などないと気付けるのです。

意識(観照者)はこの時空の次元の中にあるわけではありません。その上の次元のものなのです。

じゃあどうしたら、その次元の感覚を蘇らせることができるのか、それが分かればいいということになります。

解答はたった一つ、毎日意識的であり続けるように心がける努力をすること。これしかないのです。

どんな悲惨な事件が起きようと、どれほど自分が惨めだと思えたとしても、そういう物語をただ観照しているだけの自分に気づくことができれば、そこにあるのは至福だけなのですね。